【下京区町家コラム①】小さな町家の工事がはじまりました!
下京区の路地の奥の奥、
小さな町家の工事がはじまりました!
こんにちは、リノベーション設計の本田です。
下京区で始まった小さな小さな町家の改修工事についてお届けしていきます。
この家は昭和16年に建った路地の一番奥にある借家です。
改修前はこんな感じです↓
内部の1階↓
天井には雨漏れが‥。
1階キッチン↓
天井の仕上げが雨漏れで剥がれ落ちてしまっています。
2階の様子↓
立派な梁が見えていますが、不織布のようなものが張られてしまっています。
素敵な窓が開いています。
写真の奥が階段なのですが、階段に光を届けられるように計画されています。
解体してどんな姿が出てくるのか楽しみです。
ベランダから軒裏を見ると・・・↓
瓦がずれたのか、雨がしみてかなり腐ってしまっていました。
今回の完成イメージスケッチです↓
すでに計画変更している部分もありますが、おおまかな完成イメージはこのような感じです。
古い素材の味わいがある一方で、経年の傷みも多いようです。傷んだ箇所を丁寧に直し、
建物の良さを活かした改修を進めていきたいと思います。
次回は「小さな町家内部解体後の様子」を動画でお届けします!今後もご期待ください。